今月の50冊

J. Brunschwig & G. E. R. Lloyd (2003) The Greek Pursuit of Knowledge. 387p. ISBN:067402155X L. P. Gerson (ed.) (1999) Aristotle: Critical Assessments IV. 373p. ISBN:041514888X Franz Kafka (1995) Erzählungen. 366p. ISBN:9783150094266 Richar…

『メタフュシカ』Γ4 #7 無矛盾律の否定の内的不整合,行為との乖離,誤りの程度に基づく議論

Met. Γ4 1008a34-1009a5.

思考と〈ある〉の同一性 Kimhi (2018) Thinking and Being, Introduction

Irad Kimhi (2018) Thinking and Being, Harvard University Press. Introduction, 1-23. 読みはじめた.読みやすくはなく,かつ主要な主張はまだ言いっ放しで論証は本論に俟つ.ただ判る部分はなかなか面白い.はじめてパルメニデスの気持ちが少し理解でき…

『メタフュシカ』Γ4 #6 PNC 否定論者の分類と各々への反論

Met. Γ4 1008a7-34.

『メタフュシカ』Γ4 #5 πάντα ὁμοῦ の帰結,LEM の否定の帰結

Met. Γ4 1007b18-1008a7.

『メタフュシカ』Γ4 #4 矛盾律の否定からは本質存在の否定が帰結する

Met. Γ4 1007a20-b18. 厳しい文体になってきた.

PNC は実体的述語に限られない Wedin (1982) "Aristotle on the Range of PNC"

Michel V. Wedin (1982) "Aristotle on the Range of the Principle of Non-Contradiction" Logique et Analyse 25(97), 87-92. 古めの論文を見てみる.内容は正直あまり納得できない.アリストテレスの図式に依拠しすぎるほか,「性質個体」を認めてよいか…

「真理条件は意味の理論にとって中心的でない」説としてのデフレ主義 Field (1994) "Deflationist Views of Meaning and Content" #1

Hartry Field (1994) "Deflationist Views of Meaning and Content" Mind 103(411) 249–84. [うち p.260 (§3) まで.]

今月の50冊

最初は試運転で当面読まないような本から突っ込んでみる.うまくいきそうで,かつ大学が再開すれば,普段づかいの研究書なども随時入れるつもり.

『メタフュシカ』Γ4 #3 〈ありはしないこと〉に関する注記.問答法の規則

Met. Γ4 1006b34-7a20.

『メタフュシカ』Γ4 #2 同名同義性・同名異義性による詭弁の論駁

Met. Γ4 1006a28-b34.

トランスジェンダーとフェミニズム Bettcher (2014) "Feminist Perspectives on Trans Issues" #1

SEP

Talia Bettcher (2014) "Feminist Perspectives on Trans Issues" The Stanford Encyclopedia of Philosophy (Spring 2014 Edition), Edward N. Zalta (ed.), 1-22. SEP の項目の要約.長めの記事なので少しずつ読む.今回は4節まで.ここはトランスジェンダ…

『ソフィスト』236d9-237b6 〈あらぬ〉のパズル

Sph. 236d9-237b6. 所謂中央部.

『パイドン』84c1-85d10 白鳥の歌

Phd. 84c1-85d10.

『魂について』III.3 #4 ファンタシアーは感覚に端を発する運動である

DA III.3 428b2ff.

『魂について』III.3 #3 ファンタシアーは感覚でも信念でもない

DA III.3 427b27-428b2.

『魂について』II.6 感覚対象の分類: 固有,共通,付帯的

DA II.6 (418a7-25).

アリストテレスに機能主義を帰することはできない Burnyeat (1992) "Aristotelian Philosophy of Mind"

M. F. Burnyeat (1992) "Is an Aristotelian Philosophy of Mind Still Credible? (a Draft)" in M. C. Nussbaum and A. O. Rorty (ed.) Essays on Aristotle's De Anima, Clarendon Press, 15-26. Putnam, Nussbaum のようなアリストテレスに機能主義を帰す…

『魂について』III.5 能動的な知性

DA III.5 (430a10-25).

『魂について』II.4 #3 栄養−身体−魂の関係

DA II.4 416a29-b31.

『魂について』II.4 #2 栄養摂取の質料的説明に対する批判

DA II.4 415b21-416a29.

『魂について』II.4 #1 栄養摂取能力の説明

DA II.4 415a14-b22.

『魂について』II.3 #2 魂の諸能力は個別的に探求すべきである

DA II.3 414b20-415a13.

『魂について』II.3 #1 魂の諸能力の階層 (再論)

DA II.3 414a29-415a19.

『魂について』II.5 #2 感覚と知性認識は狭義の性質変化ではない

DA II.5 417b2-418a6. 前回 'ἁπλῶς' を「端的な仕方で」(↔ κατὰ συμβεβηκός) と訳したけど,今回の語法に鑑みるに,単に「ただ一通りに」という意味だったかもしれない.

『魂について』II.5 #1 可能態 / 現実活動態による感覚 (能力) の特徴付け

DA II.5, 416b32-417b2.

『魂について』II.2 #2 諸能力の場所的離在の可否.魂は形相であること

DA II.2 413b11ff.

『魂について』II.2 #1 魂は生命活動を説明する.魂の諸能力の階層

DA II.2 413a11-b10.

『魂について』II.1 #2 魂と身体の関係についての補論

DA II.1 412b10ff.

『魂について』II.1 #1 魂 := 道具的な自然的物体の第一の完成態

DA II.1 412a3-b9. 写本状況に関して以下のサーヴェイが参考になる: M. C. Nussbaum (1992) "The Text of Aristotle's De Anima". Google Books で全文が読める.