2017-07-02 加藤信朗「ホドスとメトドス」 加藤信朗「ホドスとメトドス」『哲学の道:初期哲学論集』創文社、1997年、3-53頁。 古代哲学における「方法」ないし「道」の概念を表題の二つの語から跡付け、また哲学における実際の方法を論じた論文。とりわけアリストテレス・プラトン・パルメニデスが中心的に取り上げられる。以下はその要約。ただし最終節(IV)――加藤自身の「哲学の道」観を走り書き的に記したもの――はまだ理解が追いついていないため省略する。 続きを読む