2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『魂について』II.4 #2 栄養摂取の質料的説明に対する批判

DA II.4 415b21-416a29.

『魂について』II.4 #1 栄養摂取能力の説明

DA II.4 415a14-b22.

『魂について』II.3 #2 魂の諸能力は個別的に探求すべきである

DA II.3 414b20-415a13.

『魂について』II.3 #1 魂の諸能力の階層 (再論)

DA II.3 414a29-415a19.

『魂について』II.5 #2 感覚と知性認識は狭義の性質変化ではない

DA II.5 417b2-418a6. 前回 'ἁπλῶς' を「端的な仕方で」(↔ κατὰ συμβεβηκός) と訳したけど,今回の語法に鑑みるに,単に「ただ一通りに」という意味だったかもしれない.

『魂について』II.5 #1 可能態 / 現実活動態による感覚 (能力) の特徴付け

DA II.5, 416b32-417b2.

『魂について』II.2 #2 諸能力の場所的離在の可否.魂は形相であること

DA II.2 413b11ff.

『魂について』II.2 #1 魂は生命活動を説明する.魂の諸能力の階層

DA II.2 413a11-b10.

『魂について』II.1 #2 魂と身体の関係についての補論

DA II.1 412b10ff.

『魂について』II.1 #1 魂 := 道具的な自然的物体の第一の完成態

DA II.1 412a3-b9. 写本状況に関して以下のサーヴェイが参考になる: M. C. Nussbaum (1992) "The Text of Aristotle's De Anima". Google Books で全文が読める.

『魂について』I.1 #3 魂の受動状態は身体から離在しない

DA I.1 403a3-403b18. 今回はじめて Budé 版 (Jannone 1966) を見てみたが,校注が良くない1.引き続き Hicks で読むことにする. 少なくとも今回の箇所は異読に抜けがあり,読みの分かれる後述の箇所も極めて misleading な表記になっている.↩

『魂について』I.1 #2 魂に関する問題の列挙.方法論的指針

DA I.1 402a23-403a2.

『魂について』I.1 #1 魂に関する探究の重要性と難しさ

DA I.1, 402a1-22.

『ニコマコス倫理学』I.2 最高善の探求としてのポリティケー

NE I.2 (1094a18-b11).

『ニコマコス倫理学』I.1 行為の目的系列

NE I.1 (1094a1-18).

『生成消滅論』I.9 原子論者による変化の説明の批判

GC I.9 (326b29-327a29). Crubellier が箇所ごとに詳解しているが,ちゃんと読めてない.GC の ποιεῖν / πάσχειν 論を見てみるのが目的だったので,とりあえずここで終わりにする.

『生成消滅論』I.8 #5 原子論者論駁.通り道の措定は意味がない

GC I.8 326a24ff.

『生成消滅論』I.8 #4 不可分なものの受動状態

GC I.8 325b33-326a24.

『生成消滅論』I.8 #3 レウキッポス,エンペドクレス,プラトンの元素観

GC I.8 325b12-33.

『自然学』III.3 は新しい種類の存在者を措定する Marmodoro (2008) "The Union of Cause and Effect"

Anna Marmodoro (2008) "The Union of Cause and Effect in Aristotle: Physics 3.3" Oxford Studies in Ancient Philosophy 32, 205-232. ばりばり実在論的な解釈を与える論文.近年の英語圏に限れば,ぱっと調べた限り,他に以下の諸論考が Phys. III.3 を…