今週読んだ本

長谷川岳男・樋脇博敏『古代ローマを知る事典』東京堂出版,2014年。 橋場弦『賄賂とアテナイ民主政:美徳から犯罪へ』山川出版社,2008年。 村川堅太郎・長谷川博隆・高橋秀『ギリシア・ローマの盛衰:古典古代の市民たち』講談社学術文庫,1993年。 松本仁…

『命題論』第1章 Whitaker, Aristotle's De Interpretatione #1

C. W. A. Whitaker, Aristotle's De Interpretatione (Oxford: Clarendon Press, 1996), 8-34. 『命題論』の最近の研究書を読む。

今週読んだ本

J. L. ボルヘス『語るボルヘス』木村榮一訳,岩波文庫,2017年。 マルセル・モース『贈与論 他二篇』森山工訳,岩波文庫,2014年。 アリストテレス『カテゴリー論 命題論』岩波書店,2013年。 熊野純彦『西洋哲学史:近代から現代へ』岩波新書,2006年。 先…

ドヴァール『パース』熊野純彦『西洋哲学史:古代から中世へ』

コーネリス・ドヴァール『パースの哲学について本当のことを知りたい人のために』大沢秀介訳,勁草書房,2017年。 熊野純彦『西洋哲学史:古代から中世へ』岩波新書,2006年。 今週読んだ本。

廣川洋一『イソクラテスの修辞学校』長谷川博隆『カエサル』

廣川洋一『イソクラテスの修辞学校:西洋的教養の源泉』岩波書店,1984年。 長谷川博隆『カエサル』講談社学術文庫,1994年。 今週読んだ本。二冊のあいだに特に関係はない。

志向性概念の歴史性と二つの方向性 中畑正志『魂の変容』第5章

中畑正志『魂の変容:心的基礎概念の歴史的構成』,岩波書店,2011年,169-238頁。 「魂」にかかわる諸概念を論じる前掲書から「志向性」概念に関する部分を読む。本章は特に object を扱う第2章や想像を扱う第4章とも関連する。

江原・金井編『フェミニズム』河口『クイア・スタディーズ』森山『LGBTを読み解く』

江原由美子・金井淑子編『ワードマップ フェミニズム』新曜社,1997年。 河口和也『クイア・スタディーズ』岩波書店,2003年。 森山至貴『LGBTを読み解く:クィア・スタディーズ入門』ちくま新書,2017年。

「哲学と哲学史」に関する邦語論集

飯田隆ほか(編集委員)『岩波講座 哲学14 哲学史の哲学』,岩波書店,2009 年。 内山勝利ほか(編集委員)『哲学の歴史 別巻 哲学と哲学史』,中央公論新社,2008年,esp. 第I-VI章。 松本啓二朗,戸田剛文編『哲学するのになぜ哲学史を学ぶのか』京都大学…

深井智朗『プロテスタンティズム』『思想としての編集者』

試みに教養書を読んだ雑感をブログに書いてみる。 深井智朗『思想としての編集者:現代ドイツ・プロテスタンティズムと出版史』新教出版社、2011年。 ――『プロテスタンティズム』中公新書、2017年。

ブレンターノの判断論 Brandl, "Brentano's Theory of Judgement" #2

Johannes Brandl, “Brentano’s Theory of Judgement”, The Stanford Encyclopedia of Philosophy (Summer 2014 Edition), Edward N. Zalta (ed.). 標記の SEP の記事を読む。前半も参照。

ブレンターノの判断論 Brandl, "Brentano's Theory of Judgement" #1

SEP

Johannes Brandl, “Brentano’s Theory of Judgement”, The Stanford Encyclopedia of Philosophy (Summer 2014 Edition), Edward N. Zalta (ed.). 標記の SEP の記事を読む。長いので二回に分ける。直接の目的は P. Simons, “Brentano’s Reform of Logic” を…

ギリシア哲学における「実在」概念の不分明さ Kahn, "Why Existence Does Not Emerge as a Distinct Concept in Greek Philosophy"

Kahn, “Why Existence Does Not Emerge as a Distinct Concept in Greek Philosophy” in Archiv für Geschichte der Philosophie 58 (1976), 323-34 [repr. Kahn, Essays on Being (New York, Oxford University Press, 2009), ch.3].

ギリシア哲学における「ある」の意味 Kahn, "Greek Verb 'To Be' and the Concept of Being"

Charles H. Kahn, “Greek Verb ‘To Be’ and the Concept of Being” in Foundations of Language 2 (1966), 245-65 [repr. Kahn, Essays on Being (New York, Oxford University Press, 2009), ch.1]. ギリシア語の be 動詞 εἶναι の真理用法(veridical use…

久保元彦「神の現存在の存在論的証明に対するカントの批判について」

久保元彦「神の現存在の存在論的証明に対するカントの批判について」同『カント研究』創文社、1987年、351-420頁。 カントによる存在論的証明批判の固有性はどこにあるのかを問う論文。以下のようなことが主張される。 カントによる批判の眼目は、現存在はレ…

Resp. I 関連諸論文 #2

J. Annas, An Introduction to Plato’s Republic, Clarendon Press, 1981, pp.34-58. G. B. Kerferd, “The Doctrine of Thrasymachus in Plato’s ›Republic‹” In Sophistik, C. J. Classen (ed.) Wissenschaftliche Buchgesellschaft, 1976, 545-563. [Repri…

Resp. I 関連諸論文 #1

J. H. Quincey (1981) “Another Purpose for Plato, ‘Republic’ I” Hermes, 109(3), pp. 300-315. Stephen A. White (1995) “Thrasymachus the Diplomat” Classical Philology, 90(4), pp.307-327. J. R. S. Wilson (1995) “Thrasymachus and the Thumos: A …

加藤信朗「ホドスとメトドス」

加藤信朗「ホドスとメトドス」『哲学の道:初期哲学論集』創文社、1997年、3-53頁。 古代哲学における「方法」ないし「道」の概念を表題の二つの語から跡付け、また哲学における実際の方法を論じた論文。とりわけアリストテレス・プラトン・パルメニデスが中…